SPAMだけじゃない。ポークランチョンミートの世界

本土の方はポークランチョンミート全般をSPAMと認識しているかたが殆どかと思います。
ステープラをホッチギスと呼んでしまうのと似たような感じです。
【SPAM】はホーメル社の商品名。ウチナーンチュは単純に「ポーク」と呼びます。

県内のスーパーには色んなメーカーのポークが並んでいます。
【SPAM】【チューリップ】【ミッドランド】が主な勢力として熾烈なシェア争いを繰り広げています。

故にSPAMと呼ぶ沖縄県民は殆どいないのです。
それぞれ贔屓のポークがあったりします。
「味は違うのか?」と聞かれても貧乏舌の私には皆同じようにしか感じませんが・・。

【ポーク缶】は沖縄のスーパーでは大抵200円前後で購入できます。
スーパーの特売の目玉商品の常連でもあるポーク缶。

お土産屋さんで販売しているのは我々からすると割高感が否めません。
お土産でポークを買うなら断然地元のスーパーがオススメ!
(お土産屋さんごめんなさい)

当館から歩いて2分程度の場所にあるスーパー「サンエー安里店」でももちろん販売しています。近いので宿泊のついでにお買い物もオススメですよ。
ちなみに当館の朝食では【ミッドランド】のポークを提供しています。
滞在の折には是非味わってお土産購入の参考にして下さい。

【おまけ】
本土で購入すると400円以上するみたいですね。高いなぁ~。
本土復帰時の関税特例措置と占領時代にアメリカのポーク文化が根付いており、
県内の商社による仕入ルートが確立されていたためこのような値段の差が生まれたと言われています。

【おまけ2】
ランチョンミート消費量
1位アメリカ(人口約3.2億人)
2位イギリス(人口約6600万人)
3位沖縄県(人口約140万人)
どんだけ好きなんだよ・・・・